持って行くものは?服装は? マンション内見時に注意したいこと
確認したいことは事前にリスト化
賃貸マンション・アパートを探す上で絶対に欠かせないのが、「内見」と呼ばれる物件の見学です。
どれだけ不動産会社から懇切丁寧に説明を受けても、日当たり、景色、周辺環境、共用部のメンテナンス状況など、実際に物件を見なければわからないことは沢山あります。
今ではオンライン内見ができる物件も少なくないですが、それでも得られる情報量には限りがあります。
住み始めてから「こんなはずではなかった…」ということがないように、自分自身の目で内見を行うことが大切です。
今回は内見時のポイントについて解説します。
まず、内見は原則として1回しかできません。
内見が終わったら入居開始日までは部屋の中に入ることはできませんので、後から「あそこはどうなっていたっけ…」と気になる部分が出てきても直接確認しようがありません。
確認しておきたいことは全て内見時に済ませられるようにしましょう。
持ち物としては、どの程度の大きさの家具・家電が置けるのかを確認するために屋内を採寸するメジャー(巻き尺)は必携です。
メモ帳も用意しましょう。
今は殆どの人がスマートフォンを持っているでしょうがカメラも必需品です。
内見1件当たりの時間は、建物外などを含め長くても1時間程度です。
内見時に確認したいことや不動産会社に聞いておきたいことは前もってチェックリストを作り、当日は余裕をもって内見できるようにしましょう。
女性の場合は安全性にも注意を
内見には、そこに住む本人は必ず行くようにしましょう。
住むのが未成年の学生の場合などは親だけが内見して部屋を決めるというケースも見受けられますが、部屋に求める機能や重視するポイントには個人差があります。
実際に住む人が内見しないとミスマッチを招きかねません。
同棲や夫婦、友人同士で住む場合は2人で内見しましょう。
どちらかしか内見しないと、もう一方が部屋に不満を持ち、仲が険悪になることも考えられます。
女性1人で内見をする場合には、安全にも気を配りましょう。
不動産会社の中には内見者が女性の場合には女性社員に担当させるところもありますが、全ての不動産会社でその対応が可能なわけではありません。
どうしても1人で男性社員と2人きりで内見をしなくてはならない場合に備え、防犯ブザーなどを携行したり、内見中はメールやLINEなどで常に誰かと連絡をとるように(もしくは連絡をとっていると思わせる)したりなどの工夫が必要です。
内見時は服装にも注意…
細かいようですが、内見時は服装にも注意する必要があります。
1日に複数の物件を内見することもありますので、ブーツの様に脱いだり履いたりするのに時間がかかる靴は非効率です。
また、部屋の壁などを傷つけてしまう可能性がありますので、大きな指輪や金属の装飾がついた服を身に付けるのは避けましょう。
また、内見は自分が物件を見極める機会であるのと同時に、不動産会社が入居者を見極める機会でもあります。
あまりにもみすぼらしい服装や非常識な服装で行くと「家賃の支払い能力が無いのでは」「マナーや素行が悪く、入居後にトラブルを起こすのではないか」と判断されかねません。
華美である必要はありませんが、不快感を与えないような服装で行くように心がけましょう。
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