予期せぬ出費でピンチ、無駄な家具家電がいっぱい… 初めての一人暮らしで後悔しがちなこと
初めての一人暮らしを始めるときは
「これで自分の好きなことを好きなだけできる!」
「もう親に小言を言われなくていい」
など、嬉しいことばかりでしょう。
しかし、実際には「こんなはずじゃなかった…」と後悔することも少なくありません。
今回は、実際に一人暮らしを始めてみて後悔した具体的な例を見ていきましょう。
話し相手がいなくて寂しい
まず何といっても「寂しい」という点です。
昼間は仕事、学校と、どれだけ忙しく、楽しく過ごしていても、家に帰れば一人です。話し相手もいません。
いくら恋人や親しい友人がいても毎日会えるわけではありません。
「口を開けば喧嘩ばかりだけど、親や兄弟など家に話し相手がいるのはありがたいことだなあ」としみじみ感じるかもしれません。
特に、体調を崩したり、台風や大きな地震に見舞われたりすると、余計に寂しさと不安を感じてしまいます。
ペットを飼ったり、時間を忘れて何かに没頭したりすれば、そうした寂しさを紛らわすこともできるでしょう。
一人暮らしを機に、新たな趣味を始めるのもいいかもしれません。
一人暮らしの費用で貯金がピンチ…
「もっと貯金しておけばよかった」という後悔もあります。
もちろん、一人暮らしを始める際には、自分の収入と家賃などの支出を比較して、無理がない物件を選んでいるでしょう。
それでも、いざ一人暮らしを始めてみると、日用品や医療費など予期せぬ出費が意外に多くあるものです。
特に今のように電気代やガス代、食材費などの上昇が続くと生活設計を根本的に見直さなくてはならない場合もあります。
新生活に際しては、毎月の支出を少し多めに想定したシミュレーションをし、十分に資金を貯めておくことが重要です。
安さに惹かれて住んではみたが…
住んでいるマンション・アパートについて「もっといい部屋にすればよかった」と後悔することもあります。
部屋探しの際に目先の費用の安さに釣られて、築30年などといった古い物件、北向き・西向き、1階、ベランダなし、収納スペースが少ないなど、あまり快適とは言えない部屋を選んでしまうと後悔することが少なくありません。
一人暮らしの場合には「昼間は仕事や学校で、家には寝に帰るだけだから」と考え、居住性をあまり考えずに部屋を選んでしまいがちです。
しかし、コロナ禍で家の中で過ごす時間が長くなっていることを考えても、住み心地を重視して部屋探しをしたいものです。
新生活に向けて家具や家電製品を新たに購入する人も多いと思いますが、それが後悔につながることもあります。
例えば、食器洗浄機がそうです。「実家で使っていて便利だったから」と購入する人も多いと思いますが食器洗浄機は総じて大型です。
一人暮らし向けのマンション・アパートは元々キッチンスペースがそれほど広くありませんので設置場所に困ります。
また、ひとり暮らしの場合には、食器洗浄機が必要になるほどの量の洗い物が出ることが無く、「購入したが使う機会がほとんど無かった」ということもあります。
同様のケースになりがちなのがダブルベッドです。
「恋人が泊まりに来るから」と購入しても、同棲でもしない限り、毎日2人で寝ることはありません。
ベッドルーム専用に使える部屋があるような広いマンションならともかく、1Kや1DKの間取りではリビングの大半のスベースを占拠してしまうことになります。
使えるスペースが少なくなり、ストレスを感じるかもしれません。
初めての一人暮らしとなると、新生活への期待からどうしてもテンションが上がり、準備のときに余計なものを買ってしまいがちです。
初めのうちは必要最低限の物を購入し、実際に住み始めてから生活スタイルに合わせて徐々に買い揃えていくのも手です。
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