大阪府内の1位は「梅田」
このサイトをご覧になっている方の中には、大阪府内で賃貸マンションを探している方も多いかと思います。
現在関西圏に住んでいる方や、これまでに住んだ経験のある方は、大阪の各地域について具体的な知識やイメージを持っているでしょうが、そうでない方は「大阪と言っても広し、知っているのはテレビで見るグリコの看板と通天閣だけ。いったいどこに住んだらいいのだろうか」と悩んでいるかもしれません。
そこで今回は、「大阪で人気の住宅エリアランキング」を紹介します。
この種のランキングは様々な住宅・不動産系メディアやシンクタンクが発表していますが、今回はリクルートが発表した「SUUMO住みたい街ランキング2022関西版」を紹介します。
この調査は、現在関西2府4県に居住する20歳∼49歳の男女を対象に2022年1月にインターネットを通じて実施したもので、4600人が回答しました。
回答対象には大阪府外の街も含まれていますので、発表されたランキングの中から大阪府内の街(駅)をピックアップしてみました。
「大阪府内住みたい街(駅)ランキング」
1位 梅田(地下鉄御堂筋線など)
2位 なんば(地下鉄御堂筋線など)
3位 天王寺(地下鉄御堂筋線など)
4位 千里中央(北大阪急行線)
5位 江坂(地下鉄御堂筋線など)
6位 高槻市(阪急京都線)
7位 本町(地下鉄御堂筋線など)
8位 心斎橋(地下鉄御堂筋線)
「大阪府内住みたい自治体ランキング」
では次に、自治体別ではどうでしょうか。
1位 大阪市北区
2位 大阪市中央区
3位 大阪府吹田市
4位 大阪市天王寺区
5位 大阪府豊中市
6位 大阪府高槻市
7位 大阪市福島区
8位 大阪市西区
大阪なら「都心ライフ」が可能
上記のランキングもわかるように、「大阪市の中心部」または「北摂エリア」に人気が二極化していることがわかります。
今回の調査は回答者の年齢が49歳までとなっていることから、ファミリー層も多いと思われます。
前者のエリアは、職住接近や休日に気軽に遊びに行けることを求める20代・30代の一人暮らし・新婚など二人暮らしの層に人気で、ニーズの中心は賃貸マンションや分譲マンションです。
一方で後者のエリアは、公園や教育機関などの環境を重視するファミリー層に人気で、ニーズの中心は分譲マンション・戸建て住宅となっています。
梅田やなんば、本町、心斎橋は東京で言えば銀座や新宿、渋谷、六本木などに相当する繁華街です。
そうした場所に、ごく普通の20代の社会人や新婚カップルが気軽に住めるというのは意外な気もしますが、大阪は東京に比べると、同じような立地やグレードの賃貸マンションでも家賃相場はかなり低くなっています。
単身赴任や転勤などで家賃補助があったり、二人とも働いていたりするのであれば、駅近・新築・高層などかなりのハイグレード賃貸マンションに住むことが可能です。
せっかく大阪に引っ越してくるなら、そうした都心ライフを楽しむのもお勧めです。
人気エリアは貸主も強気
ただし、人気の住宅エリアであるということは、「賃貸マンションなどの空き物件が少ない」というデメリットとも背中合わせでもあります。
何も努力しなくても常に入居希望者がいるので、賃貸マンションのオーナーは強気で、古い物件でもリニューアルに消極的であったり、敷金・礼金などの初期費用が高額であったりすることも少なくありません。
住み心地の良い物件・値頃感のある物件を探すのであれば、こうした人気エリアから少しだけ外れたエリアを狙うのも手です。
大阪市内は鉄道網が発達しており、坂道もほとんどありませんので、公共交通機関でも自転車でも多少の移動は苦になりません。
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